Even so, I’d like to love you.

Solo Exhibition

March 31st – May 20th, 2012

それでもあなたを愛したい。
それでもあなたを愛したい。

The works of Ichihara Hiroko(1963–) has an impact that springs from the plain-speaking words or hidden words in usual days. Her works are based on the theme “love and laughter.” She made her works with the use of Gothic font on white wall, flag, ice skate rink, canvas, or every thing. Her works were exhibited in many museum and gallery in the domestic and international. In this exhibition, the artist selected her own words especially about love, marriage or family relationship. You can enjoy not only artworks but also paper fortune and various goods of her.

イチハラヒロコ

「それでもあなたを愛したい。」

2012年3月31日–5月20日

展覧会概要

私たちのすぐそばにある日常的な視点でありながら、鋭い切り口の言葉たちにドキリとさせられたりクスッと笑わされたり・・・独特なインパクトと魅力を放つイチハラヒロコの「ことば」の展覧会を開催致します。作家が常にテーマとしているのは《愛と笑い》。鎌倉画廊で3回目となる今回の個展は、「それでもあなたを愛したい。」と題され、恋愛や結婚、家族間に見え隠れする内心や本音などをユーモラスに切り取った言葉が並びます。

普段はあまり口に出さない内面的な感情をストレートに文字で直視するとき、そこには思わずプッと笑ってしまう「おかしみ」や頷きたくなる共感、異性の相違点ゆえの互いに対するシニカルな気持ちや可愛らしさまで感じられるのではないでしょうか。美術館の床や壁、布など白い「地」に太いゴシック体を用いた作品が多く作られてきましたが、工事現場の仮囲いやスケートリンク、芝生(刈り込みによる)などにも文字を描くなど屋外展示でも注目を集め、イギリスのショッピングセンターでは日本語で「万引きするで。」と書かれた紙袋を客に配布するなど活動初期よりユニークなパフォーマンスも繰りひろげてきました。

今回の展示では、作家が今展のために選んだ言葉を白いキャンバスにシルクスクリーンプリントした作品・大小あわせて約20点を展示致します。また、個展の際に毎回評判を呼ぶ「恋みくじ」(1回100円)や遊び心あふれるグッズもお楽しみ頂けます。絶妙なリズムをともなって繰り出されるフレーズの数々にギョッとしたり納得したり、せつなくなったり大笑いしたり---愛と笑いにあふれた「ことば」たちとの対面にぜひお越し下さい。

Top »