SFC TOUCH LAB EXHIBITION

February 20 to 23, 2019

Keio Univerisity SFC TOUCH LAB will have the first lab exhibition at Kamakura Gallery on Feb 20-23rd, 2019. Three members and understudy student groups will give a presentation including seven years of research projects.


Ikeda Yoko

combine and resonate

March 16 to April 27, 2019

Closed: Sunday, Monday and National Holidays

March 16th, 2pm- Artist Talk, 4-6pm Opening Party

Ikeda Yoko
和歌山県西牟婁郡白浜町 2015年 / Shirahama Town, Wakayama Prefecture 2015

SFC TOUCH LAB EXHIBITION

会期: 2019年2月20日(水)– 2月23日(土)
開場時間: 11:00–18:00  ★最終日2月23日のみ11:00–17:00
レセプション: 2019年2月22日17時より

鎌倉画廊ではこの度初めての試みとして、慶應義塾大学環境情報学部SFC TOUCH LABの研究発表展示を2月20日(水)~23日(土)の期間で開催致します。
未来を担う若い世代の研究発表の場、また画廊という空間で美術作品以外の展示も皆様に楽しんで頂ける場となるように開催する運びとなりました。SFC TOUCH LAB は私たちの「触れる」という感覚=「触覚」についての研究室であり今回の展示は来場者の体験型展示を含む構成を予定しております。
普段はあまり意識していない「触覚」について、改めて感じたり新しい発見をしたりしながら楽しんでいただけましたら幸いです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

**********SFC TOUCH LABのFacebookより**********

慶應義塾大学SFC TOUCH LABは、触れることの基礎科学と、その知見を応用して「触れることの価値」を提案する研究室です。本展では、研究室が取り組んでいる「触覚」に焦点を当てた作品の展示を行います。当たり前すぎて知らない「触れる」ということ、ぜひ自身の身体で体験してみてください。


池田葉子

combine and resonate

2019年3月16日-4月27日

休廊: 日曜・月曜・祝日(3/21)

3月16日 [土]
14:00- アーティストトーク
池田葉子 × 宮島綾子(国立新美術館 主任研究員)
16:00-18:00 オープニングパーティー

トークイベント座席ご予約(先着40名様)をご希望の方はメールまたはお電話にて、お名前、ご予約座席数、ご連絡先(お電話番号またはメールアドレス)をメール(info@kamakura.gallery)にてお知らせください。当日は受付にてお名前をお知らせ頂けましたらご案内させて頂きます。

 

この度鎌倉画廊では、近年注目の高まる写真家・池田葉子の新作個展を開催致します。ありふれた日常の風景のなかで、普段は注目もせずに通り過ぎてしまいがちな、しかし実は魅力的なシーンの一端を池田はまるで魔法のように切り取り、写真という平面の世界にこめて提示する作家です。アウトフォーカスや極端に部分的なトリミングにより一見しただけでは何を写しているのか分からないものもありますが、作家の視覚や意識をそのまま取り出したようなそれらの光景は柔らかな光や色、リズム感のある影やかたちと相まって不思議な心地良さを感じさせます。日常で目にするすべてのものがインスピレーションの源であり、かたちや色が光の当たり方や見る角度によって細やかに変わることをカメラを持っていないときでも意識しているという池田は、ぽつんと佇む樹木や木漏れ日、壁や地面の微妙な凹凸や模様、水たまりの反射までも独特の観点のなかに取り込んでゆきます。時に抽象絵画のようにも感じられる作風には、学生時代より抽象表現主義や印象派、ナビ派などの画家たちに興味を広げ、近代・現代絵画への造詣が深いことや、広い視点のなかで細部を絶妙にすくい取る独自のセンスを垣間見るようです。

写真に取り組んですでに20数年のキャリアがありながら、「極めてスローなマイペース」で活動を続けてきたという作家ですが、近年、国内はもとよりアメリカ、ベルギー、オランダなど海外でも精力的に作品を発表するとともに注目を集め、その蓄積が確かなものであることを裏付けています。2016年には国内外を問わず撮影された写真で構成された2冊目の写真集「Monkey Puzzle」(2015年刊行)で第32回東川賞新人作家賞を受賞。昨年は第1回Photo Basel ALPA AWARDにも輝きました。鎌倉画廊では初の発表となる今展では、空間と作品との共鳴にも取り組みながら、青森、長野、東京、スイス、フランス、台湾など国内外で撮影された未発表作品や最新作を含む約25点を展示致します。

「対象に潜む面白さや美しさを引き出し新たな世界を作り出したい(*)」ということが制作の根拠と語る作家は、曖昧な視覚の中でこぼれ落ちてしまう細部を、そして曖昧だからこそ見えてくる別の風景を逃がすことなく捉え、カメラのレンズを通すという行為と機能を用いて新しい景色に変え、作品を生み出し続けてきました。写真を撮ることは「未知のものに出会うための実験」でもあるという池田葉子の作品を通して、未知の風景に出会う旅をギャラリー空間で堪能して頂きたい―――そんな春にぴったりの展覧会です。ぜひご期待下さい。

(*東川賞受賞時のコメントより)

 

撮影時には想像していなかった風景(景色、世界)が印画紙の上に実現する。
わたしにとって写真とは記録のための手段ではなく、また、ものごとを説明するためのイラストレーション でもありません。
視覚のあいまいさ、遠近法のゆらぎ、色や構図がもたらす効果を常に意識しながら作業して行く中で、思っても見なかったこと、未知のものに出会うための実験であるとも言えるでしょう。
一つの作品が、他の作品と一緒に展示されることによって、調和、あるいは緊張が生まれ、個々の作品に新たなディメンションが加わる。
春の光がやわらかく注ぐギャラリーのスペースと作品が共鳴し、見る者をまき込んでいく。そんな空間を今回の鎌倉画廊での展示で作りたいと思っています。

          2019年1月  池田 葉子

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