河 鍾賢

1986-2001

2001年5月12日–7月7日

概要

70年代より日本でも紹介され始めた韓国現代美術作家の中でも、河 鐘賢は早くから個展を開いた作家の一人に数えられます。固く張られた麻布の裏から、加えた 圧力によって表へ押し出すという技法で形作られる独特の作風は、絵画を構成する要素である絵具を、色彩としてではなく画面に貼り付く物質として関心を寄せているかのようです。そうした性質から、同年代の日本現代美術シーンにおける重要な動向、モノ派とも比較されることの多い時代的にも重要な河の作品は、日本では東京都美術館や福岡市美術館をはじめとして、内外の美術館にも多くコレクションされております。

今回の展覧会では広いスペースを活かし、1984年から最新2001年作までを振り返ることの出来る回顧展を企画致しました。時を重ねるごとに円熟味を増す、大御所作家の偉業を時代を追って辿ることの出来る貴重な展覧会です。この 機会に、是非ご高覧下さいますようお願い申し上げます。

Ha Chong-Hyun 2001

Ha Chong-Hyun 2001