銀座に1980年にオープンしてから約30年にわたり、鎌倉画廊は主に現代美術を取り扱って参りました。同展は、新スペース移転記念企画として、現代美術と鎌倉画廊の30年を2つの会期に分けて概観する展覧会となります。(3F展示室にて開催)
国外のコンセプチュアル・アートやポップ・アートを中心に紹介したPART Iに続き、PART IIでは国内作家の作品をコレクションより展示いたします。村井正誠、山口長男、斎藤義重ら日本の戦後美術における抽象絵画を語る上で欠かせない作家たちや、耳の彫刻を作り続けた三木富雄、人間性への強いこだわりを見せた工藤哲巳など、独自の世界を繰り広げた作家の作品が並びます。