September 17th – October 23rd, 2016

Closed on Monday, Tuesday and National holidays (9/19, 22, 10/10)

  • Iida Shoji
  • Koike Kazushige
  • Suzuki Yoshinori
  • Niwa Katsuji
  • Maeda Morikazu

“GEN-SHOKU,” a group formed by artists in Shizuoka in the mid-60’s produced optical illusions or works that transcended existing images made by natural and/or artificial matters, casting doubt on the modality of art at that time. Despite being a local city-based group, they interacted constantly with art critic Ishiko Junzo,an artist Takamatsu Jiro and artists who were later called “Mono-Ha.” Recently, “GEN-SHOKU” has been re-evaluated as an important group for art history in Japan, and some large exhibitions forcused on the group have been held -- <Group “Genshoku” and Ishiko Junzo 1966-1971> at Shizuoka Prefectural Museum of Art (2014), <The World of ISHIKO Junzo: From Art via Manga to Kitsch> at Fuchu Art Museum (2011).

In 2005, Kamakura Gallery held an exhibition of “GEN-SHOKU”, centering on five artsits of the group,: Iida Shoji, Koike Kazushige, Suzuki Yoshinori, Niwa Katsuji and Maeda Morikazu, which provided the initial opportunity in decades to bring together their works in a venue outside of Shizuoka. In the present exhibition, titled “re-GEN-SHOKU”, some 15 works will be on display, including those in the earliest stage of the group (1966-1967), works that will be shown for the first time in more than 40 years (Maeda, Koike) and re-created one for this exhibition (Iida).

What is the experience of seeing? How much of an impact do existing images have on us? And how do we feel when viewing matters that transcended them? The works of “GEN-SHOKU” evoke us fresh amazement even today, and the exhibition provides an opportunity to experience it.

re-「幻触」

2016年9月17日-10月23日

休廊: 月曜・火曜・祝日

  • 飯田昭二
  • 小池一誠
  • 鈴木慶則
  • 丹羽勝次
  • 前田守一

展覧会概要

1966年、静岡を拠点とする作家で結成されたグループ「幻触」。70年代初頭までの数年間を中心に、見る者の思い込みや錯覚から立ち上がるイリュージョンを巧みに利用したトリッキーな作品や自然物・人工物を既存のイメージを超えた展開で提示する作品などを次々と発表し、当時の美術の在りように対する疑いや問いを投げかけ続けた美術家集団です。静岡という地方都市を拠点としながらも、美術評論家の石子順造をはじめ、高松次郎、後に「もの派」と位置付けられる作家たちとの交流や相互作用を考える時、日本現代美術の流れにおいて大きな影響を及ぼした大変重要なグループであるといえます。特に近年では、一連の活動や作品への再考察や再評価が高まり、「石子順造的世界」展(2011年 府中市美術館)、「グループ『幻触』と石子順造1966-1971」展(2014 年静岡県立美術館)などの大規模な企画展でも紹介されてきました。

鎌倉画廊では、2005年に「幻触」の中心作家である飯田昭二、小池一誠、鈴木慶則、丹羽勝次、前田守一の5人の作家による「幻触」展を開催し、静岡県外での開催としては実に数十年ぶりに「幻触」の作品を一堂に集め展示いたしました。今展では再びこの5作家に焦点をあて、グループ結成最初期の1966年-1967年に発表された各作家の作品を中心に新たに構成し、2005年展出展の一部を含む約15点を画廊全館を使用して展示いたします。平面を立体的に見せる丹羽の「箱」シリーズや鏡による視覚的トリックの飯田の鳥籠の作品のほか、小池作品からは北斎の「富嶽三十六景」をモチーフに取り入れ複製技術時代を表現したポップな油彩画や自然石を切断した代表的作品を、鈴木作品は古今東西の名画・彫刻や切手を複製や虚構、そして「だまし絵」の世界に取り入れた作品群から選出しています。さらに、初出以来40年以上公開されることのなかった前田守一の作品や、現存していなかった飯田の最初期作品の再制作の展示も試みます。

「見る」とは果たしてどのような体験なのか、既存のイメージは私たちにどれほどの作用を及ぼし、作家の行為によってそのイメージを超えた作用や状況を目にするときどんな驚きが生まれるのか――時代を経てもなお鑑賞者に新鮮な驚きを与え、美術への問いかけを続ける作品群が日本現代美術の転換期における重要事項として再注目・再考察されている今日、再び一堂にご覧いただける今展を是非ご高覧下さい。

 

グループ「幻触」に関連する主な展覧会

1966「幻触」展(ギャラリー創苑・東京)
1967「グループ『幻触』」展(県民会館・静岡)
「グループ『幻触』による( )展」(ギャラリー新宿・東京)
1968「トリックス・アンド・ヴィジョン 盗まれた眼」(東京画廊/村松画廊・東京)
1969「今日の美術―静岡展」(県民会館・静岡)
2001「石子順造とその仲間たち<グループ幻触を中心に>」(虹の美術館・清水)
2002「幻触 1968年」(静岡文化芸術大学ギャラリー・浜松)
2005「幻触」展(鎌倉画廊・鎌倉)
「もの派―再考」(国立国際美術館・大阪)
2011「石子順造的世界」展(府中市美術館)
2014「グループ『幻触』と石子順造1966-1971」展(静岡県立美術館)

 

各作家の70年代初め頃までの主な展歴(上記「幻触に関連する展覧会」を除く)

飯田昭二(1927-)

静岡県静岡市生まれ 1954~58 読売アンデパンダン展(東京都美術館)、1968 第8回現代日本美術展(東京都美術館)、1969 第9回現代日本美術展(東京都美術館) 現代美術の動向展(京都国立近代美術館) 今日の作家(横浜市民ギャラリー)、1971 第10回現代日本美術展「人間と自然」(東京都美術館)など。

 

小池一誠(1940-2008)

神奈川県横浜市生まれ  1968 第8回現代日本美術展(東京都美術館)、1969 第9回現代日本美術展(東京都美術館)、1970 第10回日本国際美術展「人間と物質」(東京都美術館)、1971 第10回現代日本美術展「人間と自然」(東京都美術館)など。

 

鈴木慶則(1936-2010)

静岡県清水市生まれ  1958・59 日本アンデパンダン展(東京都美術館)、1964 アンデパンダン’64展(東京都美術館)、1966 第10回シェル美術賞展(佳作受賞)、1967 第11回シェル美術賞展(2席受賞 白木屋・東京)、1968 第8回現代日本美術展(東京都美術館)、1969 第9回現代日本美術展(東京都美術館) 現代美術の動向展(京都国立近代美術館)、1971 第10回現代日本美術展「人間と自然」(東京都美術館)など。

 

丹羽勝次(1931-)

静岡県袋井市生まれ  1954・57・59・60 静岡県美術展(54K氏賞/57,60奨励賞/58中日賞受賞 県民会館・静岡)、1958 第10回読売アンデパンダン展(東京都美術館)、1967 第11回シェル美術賞展(白木屋・東京)、1968 第8回現代日本美術展(東京都美術館)、1969 第9回現代日本美術展(東京都美術館)など。

 

前田守一(1932-2007)

静岡県浜松市生まれ  1953・54 静岡県美術展(53奨励賞/54読売賞受賞 県民会館・静岡)、1957 第1回東京国際版画ビエンナーレ(読売会館・東京)、1958 第10回読売アンデパンダン展(東京都美術館)、1967 第11回シェル美術賞展(佳作受賞 白木屋・東京)、1970 李禹煥選定による前田守一展示(ウォーカー画廊・東京)、1971 第10回現代日本美術展「人間と自然」(東京都美術館)など。

Top »