Ichihara Hiroko, Joseph Kosuth, Takamatsu Jiro
Jenny Holzer, Matsuzawa Yutaka and Lee Ufan

September 16 - November 8, 2017

Closed on Monday, Tuesday and Holidays (9/18, 23, 10/9, 11/3)

Ichihara Hiroko

 

Our upcoming group show, “Fall Exhibition” will open on September 16th. In the works on the Third Floor, the artists have used words or phrases to capture in different ways what they hope to express, while on the Second Floor there is a display of various types of works by Lee Ufan from the 70s to the 90s. Ichihara Hiroko, known for her “Kotoba (phrase) art” that mainly centers on a “Love and Laughter” theme expressed through Japanese script in a plain Gothic font, confronts us this time with one of her installation works produced in 1995 that consists of three separate parts: an outsize ideograph for “mountain” on canvas; the characters for desk, dish and apple on a smaller canvas mounted in a decorative frame; and the ideographs for soil, stone, iron, wood and stainless inscribed on a cube placed within a display case.

All three exhibits are intended to conjure up humorous images of famous paintings or sculptures. Matsuzawa Yutaka, one of the pioneers of conceptual art, gave a live performance in 1984 at the Tokyo Metropolitan Art Museum. Some of his silk screen prints from that venue will be shown in this exhibition. In addition, we are also showing a representative piece from Joseph Kosuth’s series “Titled (Art As Idea As Idea)” as well as an electronic message board by Jenny Holzer and prints by Takamatsu Jiro. The display on the Second Floor consists of, among other items, Lee Ufan’s paintings, hand scroll drawings, “iron” drawings (produced by a burner) and a rare drawing done in chalk on a blackboard. The exhibition will run through November 8th.

「秋の展覧会」

イチハラヒロコ ジョセフ・コスス 高松次郎
ジェニー・ホルツァー 松澤宥 / 李禹煥

2017年9月16日(土)- 11月8日(水)

月曜、火曜、祝日(9/18、23、10/9、11/3)は休廊

この秋、鎌倉画廊では異なるアプローチで「ことば」を取り入れ発信してきた作家たちを紹介する展示、及び李禹煥の多様な表現手法を垣間見る作品群で構成する展示を同時開催致します。

イチハラヒロコは無機質なゴシック体の文字を用い、『しあわせか幸せでないかでいうと、しあわせ。』など、「愛と笑い」をテーマにしたユーモア溢れるフレーズを作品にし発表してきました。今回出展するものは、1995年発表のインスタレーション作品。100号のキャンバスには大きく『山。』と書かれ、『机。皿。リンゴ。』の文字はデコラティブな金色の額縁に納められ、彫刻が展示されそうなケースの中には『土。石。鉄。・・・』などの文字が各面に書かれた立方体が。鑑賞者がそれぞれの文字の向こう側に見るものを暗に示したユーモア溢れる作品群です。日米のコンセプチュアルアートを代表する作家からは松澤宥とジョセフ・コスス。松澤宥は国内の概念芸術における先駆者の一人と評され、今展では1984年に東京都美術館で行われたパフォーマンスで実際に使用された作品の一部を展示致します。自らの生年月日にまつわる「2」という数字にこだわりを持った松澤が、海底について言及したテキストが刷られた紅白の紙にギリシャ文字のひとつ「プサイ」と数字の「2」を書き込んだ、当時の臨場感を伝える記録的要素の強い作品です。またコススの作品は代表的なシリーズのひとつ『Titled (Art As Idea As Idea)』より出展致します。辞書に並ぶ言葉とその解釈をそのまま作品に仕立てたこのシリーズは、「芸術は『全体』であって『部分』ではない。そして『全体』は概念的にのみ存在する」と語り、芸術作品の構成要素はオブジェクト(実存する物体)そのものにではなくそのアイデアや概念にこそあるということを提示したコススの象徴的作品に数えられるものです。そのほか、電光掲示板を用いて社会的なメッセージをも発信してきたホルツァーの作品や、言葉と文字の要素を独自のトリックを通して巧みにそして洒脱に表現した高松次郎の版画作品も展示致します。

また、別フロアでは、李禹煥の多岐にわたる表現が味わえる作品を一堂に紹介致します。70年代から90年代の趣の異なるペインティング、ドローイングが施された7メートル超の巻物、バーナーで鉄をえぐった「アイアン・ドローイング」、黒板にチョークで描かれた珍しい作品など合わせて約10点を展示致します。留まることなく精力的に活動を続けている李のエネルギーに満ちた軌跡の一端を垣間見て頂けることと思います。秋の鎌倉山にて、ぜひご高覧下さい。

Top »