作家経歴 |
山本圭吾/映像作家・京都精華大学教授 1936 福井県足羽郡(現・福井市)に生まれる 1958 福井大学学芸学部教育学科卒業 68年よりビデオに取り組む。71年より観客参加型のビデオインスタレーションを制作し、「通信と芸術の関係」 を追求し始める。75年「第13回サンパウロ・ビエンナーレ」には、サテライト使用を前提にしたビデオゲームを 出展。77年、美術のオリンピックと言われる「ドクメンタ6」(西ドイツ)、82年「第4回シドニー・ビエンナーレ」など に出品し、87年「ドクメンタ8」ではビデオ部門国際選考委員(10名)となる。89年、日本初の通信連画展「紙と 電子メディアとの出会い」では<連画シリーズ>を発表。90年、世界初の国際ISDN「日仏ネットワーク芸術」、 92年「ドクメンタ9」で<インターナショナル・エレクトロニック・カフェ>の企画および日本側のディレクターをつと める。93年「第45回ヴェネチア・ビエンナーレ」の<カシノ・コンテナ>に日本側のディレクターとして参画。 その後も、95年「第1回光州ビエンナーレ」など世界の第1級の国際展に招待出品し、『ネットワーク・サウンド・ インスタレーション』、『通信図形楽譜』、『通信共有絵画』、『パノラマ連画』など、全く新しい分野を開拓し続け ている。国内外における個展・グループ展・企画展多数。 |
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