ご案内    セミナー「スウェーデンの病院とアート」  浸透する流れ2

        What has art to do with medical treatment




このセミナーでは、スウェーデンの病院におけるユニークなアーティストの仕事を取り上げたいと思います。社会福祉の先進国として有名なスウェーデンで
は、医療福祉も充実しており、また、アーティストが病院等でもユニークな仕事を展開しています。そうしたアーティストの仕事が、病気の大人や子どもに、
どのような効果をもたらすのか、という率直な疑問をきっかけとして、いろいろな事例を照らし合わせながら、福祉におけるアートの意義などについて考えて
いきたいと思います。

セミナーは2部構成で、第1部ではまず、スウェーデンの病院におけるアーティストの仕事等をスライドで見ながら、医療現場におけるアーティストの仕事
や建築の中のアートの状況を見ていきます。第2部では、Same but Different展覧会参加アーティストと、日本の医療、建築関係者等が、日本の現状、
日本とスウェーデンの共通点・相違点などの話も交えながら、スウェーデンの病院等に見られるアートや建築の特色と、そうしたアートや建築を取り巻く
状況を検証していきます。これらの事がこれからの日本の状況まで考 えていくきっかけになればと思います。
また、アートと福祉を考える上での参考として、学校等の特色ある公共建築についての試みも取り上げます。

スウェーデンの女性作家による現代美術展「Same but Different」は、2000年に横浜で開催した「オウ!:浸透する流れ」の第2弾として開催されます。
前回は、関連企画として「スウェーデン社会と女性アーティスト」をテーマにシンポジウムを行いました。

◆日時 2005年9月29日(木)、午後6時30分?9時 逐次通訳有

◆会場 スウェーデン大使館オーディトリアム(講堂)

   港区六本木1?10?3 tel:03-5562-5050

◆テーマ スウェーデンの病院とアート

◆セミナー参加予定者

グンネル・ペテションGuunel Pettersson(ストックホルム工芸デザイン大学Konstfack副学長),

インゲル・バリエストゥルムInger BergstrOm(Konstfack教授)、塩崎 由美子(造形作家)、石束 嘉和(横浜市立みなと赤十字病院精神科部長)、
伊藤 均(建築家/アトリエG & B取締役部長)、 他

◆企画進行:塩崎 由美子

◆申し込み:参加ご希望の方は お名前,ご連絡先-fax又はe-mail,ご所属、人数、お名前を明記の上

Fax:03-5562-0977またはe-mail:info@sweden.or.jp大使館広報部

まで。(先着120人 無料)

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