吉川民仁 展  "Kind of Green"

2009.5.9(土)-6.27(土)

       

       
抽象絵画による表現を追求し続け、その優れた色彩感覚と、観る者にさまざまな想像をかきたてさせる豊かな
線描表現が評価される吉川民仁。鎌倉画廊での個展は、1990年の初出展から今回で8回目を数えます。

白・黄色・ピンク・青などを基調とした画面に、絵筆やペインティングナイフなどを用いた、あるいはチューブから
直接絞り出された数々の色たちが飛散する吉川の作品。風や光、四季など自然のなかからインスピレーション
を得た作品を数多く発表し、その独特な透明感と躍動感、色彩によるハーモニーは、「観る側のキャパシティーを
大切にしたい」という作家の思いと重なりながら鑑賞者の心に入り込みます。

「近作のバックボーンには軽快なJAZZ音楽の要素が加わった」という作家が、今展では “kind of green”という
タイトルのもと、緑や青、黄などを基調とする作品をはじめ、ドローイングも含めた大小約20点の新作を発表します。
また、鉄を用いた立体作品も初出展致します。

石膏パネルにアクリル絵具を用いた初期の手法から、キャンバスに油彩中心の表現に移行して6年あまり。
画家としてのキャリア20年を数えてなお、その感性が生み出す清々しい若葉のような新作をぜひご覧下さい。

作家略歴

会場風景

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 「花片」 2008年  油彩・キャンバス  130.5×193.8cm
 
 
   

*****2F展示室にて常設展同時開催*****

若手作家も含む国内・海外作家の作品を展示


       
 
 
 
 

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